山田2号的音楽日記

『THE SLUT BANKS』『ZIGZO』『D’ERLANGER』の事ばかりですわ。

昔の話

けっこう前の話なんだけど
昔、『CRAZE』ってバンドがいた。

何回かボーカルが代わっているんだけど
個人的には一番最後の代の『CRAZE』が
最強だと思ってた。

Vo.板谷祐
G.瀧川一郎
B.飯田誠一
Dr.菊池哲

 

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何て言うか、各メンバー1人1人の
個性や、出す音の破壊力が凄まじくて
POPさは排除(まあ、あるにはあるんだけど)、
攻撃的な楽曲が多くてカッコよかった。
硬派で男くさいバンドだな、と。

大衆に媚を売らないから、一般的には受けが
悪かったかもしれないけど
これぞ《ROCK》だって思ってた。
まあ、肩書きの『元D’ERLANGER』『元ZI:KILL
って響きも魅力的だったんだけどね。

それが突然バンド解散。

「えっ、なんで?」
すごいショックだった。
ちょっと大げさかもしれないけど
「日本のROCKは死んだな」って本気で思った。

それからは、あまり音楽を聴かなくなった。
たまに流行の音楽をダウンロードしたり
CDを借りたりしても、特に何の思い入れや
感情も無いので、ただのBGMとして垂れ流してた。

だから歌詞も覚えないし何ヶ月か経つと
メロディーも忘れかけてる。
誰が唄ってるのかもわからないなんて事も。
もう、ただの消耗品だね。

 

一郎と哲が『D’ERLANGER』を
再結成したのは知ってた。
だけど『CRAZE』であんなに硬派だったのに
今更またメイクしてビジュアル系に戻るのか
という思いが強くて、どうも手が伸びずにいた。

また、祐も『THE SLUT BANKS』で
復帰したのは知っていたけど、
曲を書いてるのが『ZIGGY』の戸城さんなんで
たぶん明るいロックンロールなんだろうなって
勝手に思っていて、自分の趣味に合わないだろうと
やはり敬遠してた。

そんな感じで(音楽的に)つまらない
期間が10年以上続いた。

そんなある日、なんとなくYouTubeを見ていたら
D’ERLANGER』が『DIE IN CRIES』の“MELODIES”を
演奏してた。正直グラッと来て
なんか込み上げてくるものがあった。

やっぱりカッコいい。

そんなウズウズを抱えたまま
またある日、ネットですごい記事を発見。

《TTMND2018》

The Time Machine Never Destroyed 2018

出演

D’ERLANGER
Justy-Nasty
THE SLUT BANKS

何コレ?えっマジ?
一郎と哲と藤崎と祐が
同じステージ上に立つって事?
和解してるの?

PC見ながら混乱して、それが
しばらくしたら興奮に変わって
「観に行かなければ絶対に後悔する」
と思ったオレは、すぐに調べて
まだ、名古屋だったら間に合うって事で
急いでチケットを申し込んだ。