桜ソング
はい、4月です。春だねぇ。
この季節になるとTwitterとか
ミュージックステーションとかで
「あなたの桜ソングは?」
みたいなの出てくるじゃん?
そもそもオレ、やかましい
うるさい音楽が好きだから
そんな風情のある曲なんて
知らねぇ・・よ・・
あ、あるわ。
思い出してみると何曲かあった。
そんな感じで、今思いつく限りの
個人的《桜ソング》を書いていきます。
①.
“さくら”
【BUCK-TICK】
まず、一番真っ先に思いついたのがコレ。
これを初めて聴いた高校生の時、
《ロック=欧米の音楽》
っていうオレの中の固定概念を
見事に覆してくれた曲。
ガッツリではないけど、ほのかに
和のテイストを感じる。
この今井寿のセンス。天才だと思う。
また櫻井敦司が亡くなったお母さんの
事を唄った、なんか悲しくて切ない曲。
②.
“From cherry's World”
【COLOR】
この曲を知ったのはホント
つい最近なんだけど、メロディーが
綺麗でとても良曲。
今までのDYNAMITE TOMMYは
乱暴に荒々しく唄うボーカルスタイル
なんだけど、この曲に関しては
優しく唄うのよ。それが何て言うか
男の哀愁?みたいな感じで
すごく良い。そして間奏も聴き所で
まずMARRYのベースソロ、その後TATSUYAの
ギターソロ。そこにCINDYのギターが
重なってツインのハモり。
今までのカラーとは少し違う美しい曲。
③.
“HURRY GO ROUND”
【hide with Spread Beaver】
HIDEはねぇ、オレめちゃくちゃ
影響を受けましたよ。
初めて買ったギターはフェルナンデスの
MG-80X、HIDEモデルのモッキンバード。
そして高校卒業したら、すぐに
憧れの横須賀に移り住んだもん。
それだけ好きだったんで、やっぱり
あの事故はショックなんて言葉じゃ
言い表せないくらい悲しかった。
テレビでニュースが流れた時、
仕事の休憩中だったけど泣いたもん。
これはその事故の後に出た曲だね。
《桜》って単語はタイトル・歌詞の中には
出てこないけど、なんとなく
頭の中に思い浮かぶよね。
「春に会いましょう」って歌詞が、
なにか、何て言っていいのか
わからないけど、きついわ。
④.
“サクラハナビラ”
【THE SLUT BANKS】
これは今、直近で一番聴いてるかな。
CDでもライブでも。
元々は前アルバム『NOIZ THE RIPPER』の
ボーナスディスク“死に顔にサクラ花びら”
この曲、スラットのスタッフだった
Take-Pさんが亡くなった時に作ったもので
曲調はカラッとしているようだけど、
やっぱり何となく悲しい感じ。
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あと、他に【かまいたち】の
“サクラ ~アルプス一万尺~”
って曲があるんだけど
これは、ちょっと《桜ソング》とは
違うかな~。歌詞を見てみると
詳しくはわからないけど
周りの大人?ライバル?に
対しての反抗・反発のような?
【ZI:KILL】の“Mr.Market”的な。
なので、これは除外します。
今、思い着くのはそんなところかな?
他に思い着いたら、また書きます。多分。
はい。そんな感じでオレ的《桜ソング》を
書いてきました。今まで《桜》とか
《春》とかって、寒い冬が終わって
新しい生活が始まるとか、新たな出会いが
あるとか、明るい前向きな
イメージが強かったんですが
今回改めて歌詞を見てみると
なんか、《はかない》なぁ~って。
少々暗くて悲しい気分になってしまいました。
この気持ち、どうしてくれるのさ。